4つめの達磨。

あけましておめでとございます。

 

昨年は10月の長雨の時以外は天気に恵まれたので、

計画通り仕事が進み、けがをすることもなく無事に年末に仕事を納めることができました。

草むしり、草刈り、除草剤散布、芝刈り、剪定、伐採、枝おろし、消毒、空き家の庭手入れ、

防草シート、砂利敷き、ハチの巣退治など様々な仕事を通して、

お客様のお庭のお困りごと解決にお役にたてた事を嬉しく思っています。

 

「きれいなお庭本舗」は今年で創業5年目に入りました。

おかげさまで昨年10月には創業以来300軒を超えるお客様とご縁が持てました。

たくさんのご支援ありがとうございました。

 

開業時から、マイスター研修をした群馬県高崎市にある「達磨寺」で達磨を購入しています。

昨年10月に3つ目の達磨に目を入れるとともに、4つ目を購入し片目を入れました。

ただし、きれいなお庭本舗は新規軒数や売り上げの目標はありません。

お客さんのお庭のお困りごとを解決し、満足していただくことを目標に日々取り組むことで、

いつの日か残った片方の目を入れることができればうれしいことです。

マイスターとしては、一日一日どれだけ満足して、

仕事を終えられたかで毎日を生きることを目標としています。

今年も「は」りきって、「げ」んきに、「あ」かるく、「た」のしく、「ま」じめに、

「はげあたま」で仕事に取り組みます。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

垣根を半分の高さに。

高く伸びて荒れてしまった椿の垣根を低くしてほしいとのご依頼をいただきました。

チェーンソーとのこぎりを使い、太い枝をバンバン切って低くします。

 

高く伸びた椿の垣根

 

9月、10月でもチャドクガがいるので要注意!

カッパを着てのフードをかぶっての作業です。

 

無事ご希望の門柱の高さに揃えて無事完了です。

門柱の高さに合わせ低く。

 

今回はきれいには仕上がりませんが、

来年刈り込めばラインがビシッと揃い、きれいに仕上がると思います。

 

フェンスがあるのでこの高さが限界

 

大きくなって隣家へ枝が出た楠やマキなども伐採して、すっきりさっぱり!です。

 

62歳の草むしりマイスター研修生

6月下旬の雨の日に草むしりマイスターに興味がるので、話を聞きたいと電話がありました。

大雨で庭の仕事も休みだろうからと察しての事。

早速夕方にお会いしました。

 

鈴木さん62歳。浜松市の隣の磐田市で朝日プラスという屋号でリフォームの仕事をしています。

リフォーム業界はマーケットも縮小しているうえに、大手も参入して競争も激しく、朝日プラスのの業績も厳しい状況とのこと。

知人との会話の中で草むしり業界の将来性に興味を持ち、ネットで検索して、きれいなお庭本舗に問い合わせをいただくことになりました。

 

私から日本草むしりマイスター協会、宮本会長、研修の内容、きれいなお庭本舗の業況など。

庭をきれいにすることで、すごくお客様に喜んでもらえること、

健康的でとてもやりがいがある仕事であること、

素晴らしい仲間ができることを説明しました。

 

後日意を決した鈴木さんから正式に申し込みがあり、

7月5日からマイスター研修がスタートしました。

リフォームの仕事をしながらですので、週に2~3日のペースでの研修ペースです。

外での仕事経験のない鈴木さんには30度を超える真夏の作業は過酷です。

大粒の汗をかき、フーフー言いながら作業に取り組みますが、フラフラでとても一日仕事する体力はありません。

 

研修20日を経過したころから体力もつき、何とか1日フルで作業できるようになりました。

9月になり猛暑も和らいできたので、一山超えたというところです。

ある時、今まで人生の中でこれほどきついことはなかったとポロッとこぼしていました。

人生初のスズメバチ退治

 

来年から磐田で本格的に稼働することになります。磐田の中堅住宅会社で社長も務めていた経歴もあり、

人脈も豊富なので、新事業がきっとうまくいくと確信しています。

 

草むしりマイスター協会の指名の一つに、

「人生再起をかけて草むしりで生きる覚悟を決めた中高年を、本気で応援する。」というのがあります。

草むしりマイスターになるのには加盟料やロイヤリティーなど1円のお金も必要ありません。

 

草むしりで生きるという覚悟だけです。

 

全国各地のマイスター集結

 

覚悟を決めた鈴木さんを草むしりマイスター協会は全面的にバックアップしますが、

磐田市周辺の皆様にも是非応援の程よろしくお願いします。

 

やる気さえあれば、人生何歳からでも再スタートできる!

 

 

 

 

 

 

群馬100kmウォークに参加しました!


5月の連休明けから我々草むしりマイスターのシーズンが始まります。

樹々は新緑を芽吹き、草はグングン伸び始めます。

草むしり、剪定依頼の電話を毎日いただきうれしい悲鳴をあげています。

お待ちいただいているお客様には申し訳ありません。

お客様のお庭をきれいにすべく、日々懸命に仕事をしていますのでしばしお待ちください。

 

さて5月13日、14日に第7回群馬100キロウォークが開催されました。

13日9:00スタート、14日13:00まで。制限時間28時間。

ニューイヤー駅伝と同じコースを歩きます。

 

この大会は我が師匠で、草むしりマイスター協会会長の宮本成人氏が実行委員を務めます。

宮本氏がたった2人で始めた100キロウォークも、

全国から300人以上がエントリーする大きな大会になりました。

地元の自治体、メディア、企業の後援、協賛、そして多くのボランティアに支えられて運営されています。

実行委員長の宮本氏

 

今まではきれいなお庭本舗で1口協賛して、浜松の地から支援させていただきましたが、

今年は宮本さんからの電話で「池川さん!今年は300人のエントリーを目標にしているので、参加してください!

300番のゼッケンを用意します!」とお誘いを受け、

よし!やるぞ!・・というか、しゃーない参加するか(笑)と意を固め申し込みをした次第です。

兄弟弟子の滋賀の田中さん、名古屋の武田君と乗り合わせて車で、いざ群馬へ。

 

前夜祭ではゲストウォーカーで世界のグレートレースに出場しているタロさん。

吉本芸人のアンカンミンカン(吉本の全国1県に1組住む芸人プロジェクト)

イタリアのグレートレース・トルデジアンに参加したミストルデジアンのあんちゃんも応援に来ていました。

あんちゃんはNHKのBSで深夜に放送している、世界のグレートレース・トルデジアンで密着取材されました。

何回も再放送されているので、私も何回か見ました。

アンカンミンカン

タロさん。福岡から参加。

 

あんちゃん

 

楽しい交流の場でしたが、何とも言えぬもやもや感。

なぜなら明日の天気予報は100%の雨。しかもかなりの雨量の様です。

マイスター仲間。

 

翌朝は見事に雨。

参加者はカッパを着込みいざスタート。

雨でリタイヤした方も多かったようです。

 

私は100均のカッパに傘をさしてのウォーキング。

仲間は一流登山ブランドのカッパを着込んでいます。

「池川さん、100キロをなめてます。しかもジーパンだし!」

マラソンではないのでこれでいいかと・・・

上100円、下100円のカッパ

 

朝9時にスタートして明るいうちは参加者の人影を感じながら歩くのですが、

夜になってくると一人ぽっちになり、ただただ歩くだけ。

たまに参加者が付けているLEDのヘッドライトや、背中のワッペンが近づいたり、遠ざかったり。

 

 

8キロごとにあるエイドポイントでおにぎり、フルーツ、味噌汁、カレーなどのおもてなしを受けるのが、

何よりの楽しみであり、励みです。

スタッフの方も一生懸命です。28時間以上の務めです。

本当によくしていただき感謝、感謝です!

ストーブで暖を取る。

暖かい味噌汁がしみる!

 

50キロを過ぎると」足が固まって、少し歩いてはストレッチ、

歩いてはストレッチしながらの苦しい展開です。

ガードレールに足をかけて伸ばすのですが、ももを手でもって上げないと足がかけらない。

 

距離を表示したコーンを確認し、あと30km、10キロ、5キロと

ただ早くゴールして、競技を終了することを楽しみに歯を食いしばって歩きました。

雨も明け方までほとんど降りっぱなしです。

 

23時間12分。137,575歩で無事完歩です。

 

滋賀の兄弟子は制限時間ぎりぎり、ドンケツで4人で手をつなぎゴール!

おいしいところを持っていきます。

兄弟子の田中さん右から2人目。

苦労して歩いて何があるのだ?!

完歩してある物は、達成感と歩いたという実績だけです。

どんな道のりも、覚悟を決めて初めの一歩、、からですね。

 

宮本さん。実行委員の皆様、ボランティアスタッフの皆さま、関係者の皆さま、

ありがとうございました。細かなところまで行き届いた温かな対応がとても嬉しかったです!

とても素晴らしい大会でした。

 

 

翌日は足を引きずりながら、まさにはって、除草剤散布などの仕事をしました。

 

来年は・・・

参加しません!!

 

エントリー310名。大会参加者247名。

リタイヤ98名。 完歩者149名。

 

興味のある方は是非参加くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧東海道を完歩しました。


2019年3月1日京都三条大橋に到着!

三条大橋

 

会社勤めの時に旧東海道を歩きました。

1泊2日で歩いて少しづつ繋ぎ、日本橋から鳴海まで歩いて2011年に中断しました。

きれいなお庭本舗を開業して3年がたち、

おかげさまで少し落ち着いたので、オフシーズンのこの冬に再開しようと思い立ち、

鳴海から京都まで正味5日間の予定で歩きました。

以前はホテルや旅館に泊まって歩きましたが、

今回は名古屋で「草むしり団」を経営する弟弟子の武田君。

武田豪君

 

滋賀の野洲で「草むしり.com滋賀」を経営する兄弟子の田中さんのお宅に泊めていただきました。

田中さんの奥さんのあけみさんも草むしりマイスターです!

田中啓示さん

.com滋賀さんのコーポレートカラーはオレンジです!

 

夜は草むしりマイスターとしての仕事や人生を大いに語らい、より楽しい街道ウォークになりました。

 

街道の宿並みを歩いていると、すごく剪定の勉強になります。

街道沿いの家は小さい庭でも松、マキ、台杉、モチetc・・が植えられています。

どこのお宅も街道を行く旅人にきれいな庭木を見て、疲れを癒してもらおうとの思いか、

とてもきれいに手入れがされています。

浜松では見ない剪定方法もあり、とても勉強になります。

三重、滋賀は特に門かぶりの松と台杉が目に留まります。

門かぶりの松

台杉

 

天気にも恵まれ、楽しく歩き、無事完歩することができました。

だから何なの?と言われても・・

存在するのは達成感と、思い出と、歩いたという事実だけです。

 

わが師匠の宮本さんが常に言っています。

やっておけばよかったという人生より、やっておいてよかったという人生を!

死ぬときに東海道を最後まで歩いておけばよかった・・・と悔やまなくてよさそうです。(笑)

最後にはきっと草むしりマイスターになってよかった!と言って目を閉じます。

マイスター協会会長
宮本成人

 

 

 

 

 

 

 

おかげさまで無事終了です。

昨日最後の現場を終え、今日洗車と道具の手入れをして今年の業務を無事終えました。

今年もたくさんのお客様と仕事に恵まれ、充実した1年を過ごすことができました。

お客様、取引先様、スタッフの皆さん。本当にありがとうございました。

年末は大きな現場が続けて入り、また大木の枝おろしなど危険な作業も続いたのですが、

けがもなく無事に完了することができました。

猿のように木に登って作業します。

猿のように木に登って作業します。

モミの木を低く小さく。

モミの木を低く小さく。

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クロガネモチを低く小さく。

クロガネモチを低く小さく。

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昨年は右手首を骨折しましたが、今年は病院のお世話になることはありませんでした。

蜂にも1度も刺されませんでした!奇跡に近い!

本当にありがたいことです。

 

特に今年は堺市の小路口さん。清水区の中森さんが草むしりマイスター協会の資格取得の研修にきました。

二人とも無事に宮本会長からマイスターの称号を受け、

小路口さんは「草むしりファミリー」の屋号で開業しました。

仕事もぼちぼち受注しており、質問の電話が頻繁にかかってくるようになりました。

私も始めた当初は師匠の宮本さんや、兄弟子の柳井さんに電話ばかりしていました。

中森さんは「草むしり・com清水」として年明けからスタートします。

ご支援よろしくお願いします。

 

きれいなお庭本舗は来年もお客さんのお役に立てるよう精進します。

どうぞよろしく願いします。

 

皆様どうぞよいお年絵をお迎えください。

剪定ごみの松とマンリョウを酒瓶に。

剪定ごみの松とマンリョウを酒瓶に。

 

草むしりマイスターへの道


人それぞれに様々な人生があります。

私も28年勤めた広告会社を去ることになり、

52才で全く異業種の草むしりマイスターとして、生きる道を歩み始めました。

日本草むしりマイスター協会の宮本会長との運命的な出会いが、

新たな人生を導いてくれました。

 

そして宮本会長の扉をノックした2人が、

草むしりマイスターとして生きていく道を選択して、

私のもとで研修しています。

 

中森さん59才。静岡市清水区在住。

29年1月開業予定。

 

 

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小路口さん36才。大阪府堺市在住。

11月開業予定。

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中森さんはしばらく私のもとで、小路口さんは来週から群馬の宮本会長のもとで仕上げの研修をして、

マイスターになります。

 

生きていく上での様々な事情から、草むしりマイスターとして生きていく覚悟を決めた二人に

明るい未来が開かれることを願ってやみません。

 

二人とも体力、気力も満ちていて、

草むしりや草刈り、剪定の技術をグングン吸収するので、

私も安心です。

きれいなお庭本舗のスタッフ栩木、桑原とも刺激しあいながら、和気あいあいと仕事ができました。

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清水区、堺市でそれぞれ開業しますので、その地区にご縁のある方がいらっしゃいましたら、

ご支援よろしくお願いします。

蜂に罪はないけれど・・


暑中お見舞い申し上げます。

毎日暑さと戦いながら庭仕事に取り組んでいます。

この仕事をしていると1年に2発位は蜂に刺されます。

注意していてもやられてしまいます。

 

ハチの巣があるのが気づかず、剪定していて手が巣に近づいた際に、指や手の甲を刺されます。

巣があると剪定できないので殺虫剤を使って巣を取り除きます。

 

この日は松の剪定作業。

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蜂が舞い松の中にすっと消えたので、目を凝らすとありました!

早速スプレーし、除去しました。

この時期はだんだんハチの巣も大きくなってきます。

幼虫もいっぱいです。

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刺されることなく無事巣を取りましたが、気持ちはすっきりしません。

蜂には何の罪もありません。太古から続いてきた生命活動をただただ、営んでいるだけです。

人間の都合で殺されてしまう蜂に申し訳なく思います。

庭の仕事はストレスがなく、最高な仕事だと思っていますが、

この殺生だけはいつもつらく思います。

 

 

 

 

重要文化財の洋館の庭木剪定

静岡市葵区西草深にアメリカ人建築家ウイリアム・メレル・ヴォーリズ建築の洋館があります。

旧静岡英和女学院宣教師館として建てられました。

その洋館の主人の榎戸さんとご縁があり、きれいなお庭本舗開業時より仕事をさせていただいております。1年に1回~2回少しづつ手入れをしています。

今年の2月には国の有形文化財に登録されました。

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正直そんな価値ある建物の仕事を私ごときがやっていいものかと、少し不安になります。

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それでも毎年お声がけいただいているので、心を込めて仕事をしています。

 

榎戸さんは洋館に住んでいるのですが、「洋館レストラン ミス・カニンハム」も運営しています。

完全予約制です。電話受付054-277-9090

受付時間平日9:00から17:00です。

 

興味のある方は是非ヴォーリズの魅力を堪能してください。

 

 

 

作業応援です。


今日は僕の浜松の師匠Mさんの作業応援をしてきました。

庭の仕事も、ぼちぼち忙しくなってくる時期ですが、

まだ僕は毎日仕事がある状況ではありません。

師匠にたまたま相談があって連絡した際に、

空いていたら手伝ってほしいとの要請をいただき、

本日1日だけお手伝いをしてきました。

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職人の世界ではお互いの現場の都合で応援に行ったり、

来てもらったり仲間で助け合います。

仕事をしながら、先輩から教えてもらうことがたくさんあります。

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休憩時間に互いの近況を話したり、馬鹿話をするのも楽しいことです。

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前職では市場で競合他社(そのように呼んでいました)と

常に戦っていましたが、

庭の世界では他の造園会社や個人の職人さんと助け合っています。

僕はこの世界に入ってこのことがとても居心地よく、精神的に楽です。

 

今日も一日いい汗がかけました。

感謝。合掌。